前回のあらすじ
ナミを助けるためにエネルに立ち向かっていくルフィ。
エネルのゴロゴロの能力を無効化するが、飛び始めた方舟マクシムからルフィは落とされてしまう。
再び一人になったナミを救出しに来たのがウソップとサンジ。
サンジは一人犠牲になりながらも無事3人とも方舟マクシムから逃げ出すことができた。
だが、エネルは空島スカイピアを破壊しようとする。
ルフィは再びエネルの元へ向かっていた。
ナミ達は空島スカイピアから逃げ出すためにナミ一人だけルフィを連れ戻す為に向かう。
果たして麦わらの一味は無事に空島スカイピアから逃げ出すことができるのだろうか。
前のあらすじはこちら 空島スカイピアのあらすじ3 ゴッドエネルの雷の力 空島スカイピア崩壊の危機
シャンドラの過去、大戦士カルガラと冒険家ノーランド
時は遡ること400年前、ジャヤの土地はまだ空島スカイピアに打ち上がっていなかった。
そこにいたのはシャンドラという民族。
当時のシャンドラは黄熱という病気が蔓延していた。
そのジャヤにたどり着いたのが当時冒険家として航海していたノーランドである。
ノーランドはジャヤが黄熱によって崩壊仕掛けていることに気づき、村を救おうとする。
だが、シャンドラは生贄を差し出すことで黄熱は治ると信じていた。
特にシャンドラの戦士であるカルガラはノーランドに強く反対した。
だが、ノーランドはカルガラを説得して村の黄熱を治すことに成功した。
村を救ってくれたノーランド達にカルガラは心を開きシャンドラが代々守ってきた黄金都市シャンドラに招待する。
そこにあったのは大きな黄金の鐘とポーネグリフである。
シャンドラは代々この黄金の鐘とポーネグリフを守るために戦ってきたのである。
ノーランドは植物学者でもあるのでジャヤの植物を探索しながらジャヤに滞在した。
しかし、黄熱という病気の恐ろしさはまだ終わっていなかった。
黄熱の恐ろしいところは人間だけでなく植物にも感染することだった。
ノーランドはジャヤの森を探索しながら黄熱に感染している植物を切り倒していった。
だが、黄熱は植物に感染するとも知らずに森を切り倒しているノーランドに再びシャンドラの村人達は心を閉ざしてしまう。
ノーランドはジャヤを出る事を決意する。
そして、ノーランドがジャヤを出港する直前になって黄熱は植物にも感染することを村人たちは知る。
ノーランドは黄熱のウィルスを完全に排除してシャンドラの村人達が安心して生きていけるようにしたのである。
それに気づいたシャンドラの村人たちは感謝の想いを届けるために黄金の金を鳴らす。
そして、出港間際にカルガラがノーランドに叫ぶ。
再び戻ってこいと。
いつまでもノーランドという初めての友に送った。言葉であった。
数年後、ジャヤに異変が訪れる。
ジャヤの半分が突き上げる海流(ノックアップストリーム)によって空島スカイピアに打ち上げられてしまう。
そして、空島スカイピアにいた当時の神と名乗る男にシャンドラの村人たちは大地から追い出されてしまった。
一方でノーランドは自分の故郷に戻り、黄金郷を見たと王様に報告する。
ノーランドは王様を船に載せて再びジャヤを目指す。
だが、ノーランドがジャヤに到着した時にはすでにカルガラ達は空島スカイピアへと打ち上げられてしまっていた。
ノーランドはウソつき呼ばわりされて処刑されてしまったのである。
黄金の鐘を鳴らしてクリケット達に届ける想い
時は現代に戻る。
ナミは巨大な蔓(ジャイアントジャック)を登ってルフィを追いかけていた。
そして、ルフィと合流すると急いで船に戻り空島から逃げ出そうと言う。
だが、ルフィは言うことを効かない。
なぜなら、ルフィは黄金の鐘を鳴らしたいからだった。
それは、ジャヤで今でも黄金郷があったと証明するために海に潜り続けるクリケットの為であった。
黄金の鐘を鳴らせばその音色はクリケット達にも届き、黄金郷は空にあったと伝えられるだろうとルフィは考えていた。
そのためにも同じ黄金の鐘を狙っているエネルに取られるわけにはいかないのである。
それを聞いたナミはルフィに協力をする。
ナミの協力を得たルフィは再びエネルがいる方舟マクシムにたどり着く。
しかし、エネルもすでに黄金の鐘を見つけていた。
エネルはルフィと最後の戦いをする。
エネルはルフィを刃物で串刺しにするが、その刃物から抜け出したルフィはエネルを自らの腕に付いた黄金と共にエネルを吹っ飛ばす。
そして、その勢いで黄金の鐘も鳴らしたのである。
エネルとの決着は黄金の鐘の音が知らせてくれた。
その鐘の音は青海のジャヤにいるクリケット達にも届いていた。」
クリケットは黄金郷は空にあったと確信した。
ルフィの想いはクリケット達に届いたのである。
見つかった黄金の鐘とポーネグリフ、古代兵器ポセイドンの在処
エネルとの死闘が終わったルフィ達は空島スカイピアの住人と宴会をしていた。
そして、その翌日にエネルとの戦いで落ちてしまった黄金の鐘とポーネグリフが見つかった。
ロビンはそこでポーネグリフに書かれていることを読む。
それは古代兵器ポセイドンの在処であった。
アラバスタ王国のポーネグリフのプルトンとは別の兵器である。
ロビンは落胆した。
ロビンが知りたいのは歴史であり、古代兵器のことでは無いからである。
だが、ポーネグリフの横に同じ古代文字で文字が刻まれてあった。
それは海賊王ゴールド・ロジャーの名前であった。
ゴールド・ロジャーはかつて空島スカイピアに来ていて、黄金の鐘の元へとたどり着いていたのである。
ゴールド・ロジャーはそのポーネグリフの内容を偉大なる航路(グランドライン)の最果ての地であるラフテルに導いていた。
つまり、ロビンも今までに読んだポーネグリフの内容をラフテルへ導かなければならないと決意する。
一方でルフィ達は黄金都市シャンドラにある黄金を片っ端から取っていた。
そして、空島の住人達に気付かれないように空島スカイピアを出ていったのである。
いざ青海へ、さらば空島スカイピア
空の海から下の海である青海まで降りるにはクラウドエンドという場所まで行かなければならない。
なので、コニスとパガヤに案内されながらクラウドエンドに到着した。
ルフィ達は得た黄金を使って何を買うかの話でもちきりであった。
だが、そんな中でももう空島とはお別れである。
そんな時、空島スカイピアの住人達は黄金の鐘を鳴らしてルフィ達を送り届ける。
ルフィ達は黄金の鐘を鳴らしながら空島スカイピアを後にしたのである。
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