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1034話 ”ゾロVS.キング”

あらすじ

クイーンを倒したサンジ

クイーンを倒したサンジ。

サンジはお染のペットであるネズミの忠治をお染に渡す。
サンジは少年の頃、ネズミにご飯を与えていた。
そんなサンジの優しさは、ジェルマの外骨格の発現が起きても失われなかった。
母親から受け継いだ優しい心は、サンジの中に今でも残っている。

だが、サンジはクイーンとの戦いで力尽きて、お染に看護される。

キングの素顔

覇王色の覇気を覚醒させたゾロ。
ゾロは遂に、キングのマスクを斬ることができた。

マスクの下に隠されていたキングの素顔。
それは、白髪に褐色の肌。
左目にあるタトゥー。
キングのことを政府に知らせると1億ベリーの賞金が出るほど、キングは政府に危険視されていた。

キングはかつて赤い土の大陸レッドラインの上に住んでいた種族、ルナーリア族の生き残り。
だが、キングはパンクハザードで危険な実験対象となっていた。

そんなキングを助けたのがカイドウ。
カイドウもパンクハザードで研究対象となっていた。
キングはカイドウと一緒に、新しい海賊団を作ることを決めて、パンクハザードから脱出した。

キングの秘密 炎が出ているときは防御力が弱い

ルナーリア族は炎を背中から出すことができる。

ゾロはルナーリア族の秘密に気づき始めていた。
キングの背中の火が消えているときの動きは早いが、防御力が弱くなる。
つまり、キングが攻撃を仕掛けるときに、動きが速くなるときが攻撃に好機チャンス

ゾロは、キングにカウンターを仕掛けて、キングにダメージを与える。

閻王三刀龍 一百三情 飛竜侍極

ゾロの攻撃を受けたキング。
それでも、キングは生物としての違いから、負けることはないと言う。

だが、ゾロは何かが違うから勝てないという言い訳が嫌いだった。
ゾロの親友であるくいなは男と女の違いで、自分が弱くなると思っていた。
なぜ、自分は女に生まれてきたのか。
そんな言い訳をするくいなに、ゾロは性別の違いは関係ないと言った。
性別や種族の違いは、結果を決めるものではない。
だから、ゾロは日々努力をして、鍛錬を積んできた。

キングはゾロとの戦いに決着ケリをつけようと、特大の炎の龍を出す。

そんな炎の龍を前にしたゾロ。
ゾロに残された時間は少ない。
なぜなら、大量の覇気を放出し続けているからだ。

覇王色の覇気をまとったゾロの三本の刀は、ゾロの三刀流を進化させる。

閻王 三刀龍 一百三情 飛竜侍極。

ゾロの刀はキングの作り出した炎の龍を切り裂いた。
そして、キング本人をも切り裂き、止めを刺した。

考察

龍を斬る姿はリューマと被る

最後にキングの炎の龍を斬った場面はリューマを想起させた。

リューマといえば、尾田先生の短編集「WANTED」に収録されている「MONSTERS」に出てくる主人公。
「MONSTERS」ではリューマは巨大な龍を斬っている。

ONE PIECEの世界ではリューマはワノ国の侍という設定であるが、龍を斬ったともされている。
更に、河松はゾロの姿がリューマの子孫である霜月ウシ丸に似ているとも言っていた。
ゾロが龍を斬ったのは、リューマとの関係を匂わせるシーンだったと思っている。

パンクハザードで研究されていたルナーリア族

キングの本名はアルベル。
アルベルは幼い頃から、パンクハザードで研究されていた。

おそらく、生まれた直後から研究対象にされていたのだろう。
ルナーリア族の住んでいた赤い土の大陸レッドラインの上に今あるのはマリージョア。
昔、世界政府はルナーリア族を捕らえて、長年研究し続けてきたのかもしれない。

キングとワイパーの共通点

キングの左目にあるタトゥー。
これはシャンディアのワイパーのタトゥーと似ている。

シャンディアとは、かつて800年前に世界政府と戦った一族である。
それは、シャンディアが持つ歴史の本文ポーネグリフを守るためであった。
シャンディアは確かに世界の秘密、空白の100年と関わりが深い一族である。
そんなシャンディアとルナーリア族との関係もこれから気になるところである。

ワノ国とジャヤの共通点ワノ国とジャヤには共通点がある。 ワノ国は、かつて世界と深く繋がっていたと言われている。 だが、ジャヤもまた世界と繋がっていたと...

カイドウもパンクハザードに捕まっていた?

カイドウはパンクハザードで研究されていたキングを助けた。
おそらく、カイドウ自身もパンクハザードで捕まっていたのだと予想する。

この時、百獣海賊団はまだ作られていないから、ゴッドバレー事件によって捕まったカイドウをパンクハザードで研究していたのだと考えられる。
更に、ゴッドバレー事件に際にカイドウはウオウオの実を食べている。
この時、政府もウオウオの実を狙っていたのかもしれない。
だが、カイドウに食べられてしまったから、カイドウを捕らえて、カイドウの血統因子を取り出して、SMILEに転用させたかもしれない。
この時のSMILEをモモの助が食べてしまったのだろうか。

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