前回のあらすじ
反乱軍と国王軍の戦争を止めるためにアラバスタ王国の首都であるアルバーナへ向かっていた麦わらの一味。
だが、戦争を止めるのは失敗してしまう。
そして、麦わらの一味にはバロックワークスの幹部達が立ちはだかる。
だが、ゾロ、サンジ、ナミ、ウソップ、チョッパーがそれぞれバロックワークスの幹部たちを撃破する。
そして、レインベースでクロコダイルに敗れたルフィがアルバーナへ復活して到着する。
ルフィのクロコダイルへのリベンジ戦が今始まる。
前のあらすじはこちら アラバスタ王国のあらすじ2 麦わらの一味VSバロックワークス 仲間の為に戦う
ルフィのクロコダイル対策 水でスナスナの能力を無効化
ルフィは背中に水が沢山入った樽を担いでいた。
そして、ルフィが水を被った状態で攻撃をするとクロコダイルのスナスナの能力を無効化できるのである。
スナスナの能力は水に濡れた状態ではサラサラになって敵の攻撃を受け流すことができないからである。
だが、クロコダイルはルフィが持っている樽を壊そうとする。
そこで、ルフィは樽の中に入っている水を全部飲むことで自由自在に水を吐き出せる水ルフィになった。
クロコダイルにはルフィはふざけているように見えたが、ルフィはいたって大真面目。
クロコダイルに沢山の水を浴びせてスナスナの能力を使えないようにするとルフィはゴムゴムのバズーカでクロコダイルに大きなダメージを与える。
だが、この攻撃がクロコダイルを本気にしてしまった。
クロコダイルは周りにある全ての物を砂に変えてしまう。
何とか逃げ切ったルフィだったが、クロコダイルに捕まってしまう。
水の攻撃をクロコダイルにするも、避けられてしまいルフィは全身の水分を吸い取られてしまいルフィは干からびてしまう。
ルフィは2度めの挑戦もクロコダイルに敗れてしまう。
ポーネグリフの古代文字が読めるミスオールサンデーの裏切り
その頃ミスオールサンデーは国王コブラと共にポーネグリフがある地下神殿へ行っていた。
ミスオールサンデーはこの世で唯一ポーネグリフに書かれている古代文字を読むことができる女性であった。
【考古学の島オハラ生まれのミス・オールサンデー(ニコ・ロビン)】
ポーネグリフには古代兵器プルトンの在り処について書かれている可能性があった。
だから、クロコダイルはミスオールサンデーを仲間にしたのである。
そして、ルフィとの戦いを後にしたクロコダイルはすぐにポーネグリフの元へと向かう。
だが、ここでミスオールサンデーはクロコダイルを騙す。
ポーネグリフに書かれていることと違う話をしたのである。
そのことに気づいたクロコダイルはミスオールサンデーの胸を左手で突き刺す。
クロコダイルは最初から誰一人信用してはいなかった。
アルバーナ消滅の大砲阻止作戦
一方、麦わらの一味は大砲の阻止作戦を実行していた。
クロコダイルは爆発半径5kmの大砲を30分後に撃つことを予定していた。
もし、その大砲が撃たれてしまったら自分達の命は勿論、戦場で戦っている反乱軍や国王軍、そしてアルバーナ全体を巻き込んでしまう。
そこで、麦わらの一味は大砲の発射箇所を突き止めて阻止すべくアルバーナ全体を探していた。
そして、ビビが大砲の発射箇所を突き止めた。
それは、時計台の中であった。
そこには大砲を発射する為にミスター7とミス何とかがいた。
麦わらの一味は時計台の下に集まり連携して時計台の位置まで上り詰める。
そして、ビビがミスター7とミス何とかを倒し大砲の発射を阻止することに成功した。
だが、大砲の玉にも罠があった。
実は大砲の玉は時限式であった。
爆破半径が5kmもあれば戦場を吹き飛ばすには十分であった。
そんな時現れたのはアラバスタ王国に仕えるトリトリの能力者であるペルであった。
ペルは大砲の玉を持ち上げると空高くまで舞い上がり自らの命と引換えに国を守ったのである。
だが、大砲の玉が爆破して戦場に大きな衝撃を与えても反乱軍と国王軍は戦いをやめない。
これ以上血を流してほしくないビビは必死で戦いをやめるように叫ぶ。
麦わらの一味も戦いを止めようとする。
ビビの願いは叶うのだろうか。
3度目の正直、最後の地下決戦
クロコダイルにミイイラ状態にされたルフィは自らクロコダイルに放った水の攻撃を自分に食らうことで全身の水分を回復していた。
そして、見失ったクロコダイルを探し回りクロコダイルのいる地下神殿へと到着した。
だが、ルフィにはもう水の入った樽は無い。
しかし、ルフィの手は自らの血で染まっていた。
スナスナの能力は水だけではなく血でも無効化できたのであった。
そして、クロコダイルは左手の武器の表面を剥ぎ取り毒を付与した武器を取り出した。
そして、ルフィはクロコダイルの毒を食らってしまう。
一時はルフィは毒によって体の言うことが効かなくなるが、ビビへの想いが強くなり再びクロコダイルを攻撃し始める。
そして、ルフィはクロコダイルを空中へと蹴り飛ばし最後にゴムゴムのストームでクロコダイルに止めを刺す。
ルフィは国王コブラと怪我をしていたミスオールサンデーを担ぎ地下神殿から無事脱出したのである。
戦場では戦いを止めるために麦わらの一味が奮闘していたが、遂に戦いに終止符が打たれる。
なぜなら、長年降っていなかった雨がアルバーナに降り始めたからである。
雨はクロコダイルによって長年アラバスタ王国に降っていなかったのである。
その雨が降ったことで人々の武器に迷いが生まれビビの声が届くようになった。
ビビの口から全ての元凶はクロコダイルだと知らされて皆は武器を置いた。
戦争は終戦したのである。
別れの言葉はいらない、左手の×印が仲間の印
戦いが終わったルフィ達は体を休めた後、出港の準備をしていた。
そこに、ルフィ達の船を乗っ取っていたミスター2から電話があった。
ルフィ達は急いでゴーイングメリー号の元へ戻ることになる。
だが、一人迷っていたのはビビであった。
このままルフィ達と冒険を続けるか国に残り復興の手助けをするか。
ルフィ達はビビに時間の猶予を与えた。
ルフィ達がミスター2から船を取り返した後、翌日の昼12時に一度だけ船を陸に寄せる。
もし、ビビが冒険を続けたいのであればその時が船に乗り込む最後のチャンスであった。
そして、ルフィ達は一度アルバーナを出発してゴーイングメリー号の元へと戻った。
そこには、ミスター2がいたがミスター2は仲間になろうと言う。
なぜなら、アラバスタ王国はすでに海軍に取り囲まれているからであった。
一緒に逃げる仲間を探していたのである。
翌日、ルフィとミスター2は一緒になって海軍と海戦をしていた。
だが、ルフィ達には昼の12時にビビとの約束があったためすぐにアラバスタ王国を出港することはできなかったのである。
それを聞いたミスター2はルフィ達の囮になり海軍を引きつける。
そして、無事ルフィ達は昼の12時に海岸へと船を寄せることができた。
そこへ現れたのはビビとカルーであった。
だが、それは冒険を続けるためではなく別れの言葉を言うためであった。
ビビは国に残ることを決意したのであった。
ビビの言葉に言葉を返したいルフィ達であったが、近くに海軍がいる為ビビとルフィ達の関係性に気づかれてはビビが犯罪者扱いされかねない。
なので無言でビビ達と別れをするしかなかった。
だが、皆の左手には仲間の印があった。
それはかつてミスター2が敵の時、マネマネの能力の対策として仲間の印として左手に×印を書いていたのである。
ルフィ達は左手に巻いていた包帯を取ってビビとカルーに×印を見せる。
それはこれからもずっと仲間であるというルフィ達からビビとカルーへのメッセージであった。
仲間のメッセージを受け取ったビビとカルーがいるアラバスタ王国を後にして、ルフィ達は次なる島へと船を走らせるのであった。
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