前回のあらすじ
ウソップが一味を抜けた翌日、ウォーターセブンではアイスバーグが撃たれた事件で持ち切りだった。
アイスバーグが事件当時に見たのは仮面の男と行方が分からなくなっていたロビンだった。
そのため、ルフィ達はアイスバーグを撃った犯人扱いにされてしまい、町中の人に追い回される。
ルフィ達はロビンを捕まえるためにその日の夜にガレーラカンパニーに侵入する。
だが、そこにいたのはガレーラカンパニーの船大工などをやっていたロブルッチらのCP9だった。
CP9の強さの前にルフィ達は圧倒されてしまう。
一方でウソップはゴーイングメリー号と共にフランキーのアジトにいた。
ウソップは空島スカイピアでメリー号を治した謎の男はメリー号自身の化身だったと確信する。
その事実を知った矢先にフランキー達の元に古代兵器プルトンの設計図を奪いにCP9がやってくる。
前のあらすじはこちら ウォーターセブンのあらすじ2 ロビンを捕まえろ、裏切りのCP9
フランキーの過去、ガレーラカンパニー
海賊王ゴールドロジャーの船であるオーロジャクソン号を作った船大工トム
20年前、フランキーとアイスバーグは昔のガレーラカンパニーにいた。
そして、ガレーラカンパニーにはもう一人の船大工である魚人のトムと秘書の若き日のココロがいた。
ある日、トムは海賊王ゴールドロジャーの船であるオーロジャクソン号を作った罪として死刑判決を言い渡される。
だが、トムは交換条件を出した。
それは、海列車を作ることである。
当時、ウォーターセブンは他の島との交流が無かった為に、経済が不安定だった。
それを、解消するために海列車を作り、他の島と交流をすることで活気が戻るだろうと確信していた。
トムは海列車を作る為の機関として猶予を10年与えられる事になった。
海列車作りにはトムだけでなく、アイスバーグとフランキーも手伝い10年の月日が経った。
そして、遂に海列車は海を走ったのである。
狙われる古代兵器プルトンの設計図
そんな中、世界政府の人間であるスパンダムがトムの持っている古代兵器プルトンの設計図を奪おうとした。
その作戦としてスパンダムはフランキーが作った武器を使ってウォーターセブンを襲い始めた。
スパンダム達を止めるためにトム達は船に乗るが逆にトム達が襲撃の犯人に仕立て上げられてしまう。
これがスパンダムの作戦だった。
トムを犯罪者扱いすることでトムの身辺を調べて古代兵器プルトンの設計図を奪おうとしていたのである。
だが、トムは前もって古代兵器プルトンの設計図をアイスバーグに託していた。
トムは犯罪者扱いされて、司法の島であるエニエスロビーに連行されていった。
だが、それに納得がいかないのはフランキーだった。
海列車で連行されるトムをフランキーは助け出そうとした。
だが、フランキーは海列車に轢かれて瀕死状態になる。
数年の月日が経つと、アイスバーグはガレーラカンパニーの社長となり立派な造船会社として経営していた。
そのアイスバーグの前に現れたのが体を改造人間(サイボーグ)に改造したフランキーだった。
フランキーは海列車に轢かれて死んだものとされていた。
アイスバーグは古代兵器プルトンの設計図をフランキーに渡す。
なぜなら、トムの次はアイスバーグが世界政府に目を付けられていたからである。
アイスバーグは古代兵器プルトンの設計図と共にウォーターセブンを出るべきだと言う。
だが、フランキーは頑なにそれを断り、ウォーターセブンにい続けたのである。
ロビンの真実、仲間を助ける為に自らを犠牲になる
フランキーとウソップの前に現れたCP9の前に二人は成すすべもなかった。
二人はCP9によって連行されてしまう。
そして、その場にあったゴーイングメリー号も海へと流されてしまう。
一方でCP9によって燃やされたガレーラカンパニー本社ではチョッパーがナミとアイスバーグと船大工のパウリーを助けていた。
そこでナミはアイスバーグからロビンの真実を聞く。
ロビンがなぜCP9の言うことを聞いたのか。
それは、ルフィ達を助けるためだった。
CP9はバスターコールという作戦を一度だけ発動することを許されていた。
バスターコールとは海軍本部中将が5人乗った軍艦で島一つ消すまで攻撃を続けるという非常な作戦である。
そのバスターコールを麦わらの一味へ使うと脅されていた。
ロビンはルフィ達と出会うまでは仲間を裏切りながら生き延びてきた。
だが、心の優しいルフィ達を裏切ることはできなかった。
ロビンが世界政府に捕まるということは古代兵器を呼び起こすことと同義である。
それと引き換えにしてでもルフィ達の命を助けることをロビンは決断したのである。
ナミはロビンの真実を知り、ロビンを助けていいのだと分かった。
そして、ロビンを世界政府から奪い返すためにロビンを追っていく。
ナミはチョッパーを起こして、ガレーラカンパニーの船大工達と共にルッチに吹き飛ばされたルフィとゾロを探しに行く。
だが、すでにロビンは海列車に乗ってエニエスロビーへと連行されてしまった。
そして、船で追いかけようとしても行く手を阻むのはアクアラグナだった。
もう一つの海列車ロケットマン
アクアラグナは例年にない大規模なものだった。
アクアラグナによって海が干上がってしまった。
どれだけ巨大な高波が来るのかわからない。
そんな時にナミとチョッパーが見つけたのはルフィとゾロだった。
ナミとチョッパーはそれぞれルフィとゾロを助けてアクアラグナの巨大な高波から逃げようとする。
船大工のパウリーの助けもあって4人は無事にアクアラグナを避けることができた。
だが、アクアラグナがある以上、船を出すことはできない。
唯一突破する可能性があるのは海列車である。
そして、その場にいたココロ婆さんがパッフィングトムとは別の海列車を出してくれると言う。
その海列車の名前はロケットマン。
ルフィ達がロケットマンに乗ろうとするとフランキ一家が現れる。
フランキ一家も棟梁のフランキーをロビンと一緒に連行されているので助けたいと言う。
ルフィはこれを承諾する。
そして、ガレーラカンパニーの船大工も一緒にロケットマンに乗ってウォーターセブンからエニエスロビーへとロケットマンは走り出したのである。
サンジのロビン奪還作戦
一足先にエニエスロビーへと向かっている海列車パッフィングトムはロビン、フランキーそしてウソップをエニエスロビーへと連行していた。
だが、その海列車に潜入していたのはルフィ達と別行動をしていたサンジだった。
サンジはCP9の行動を先読みして海列車パッフィングトムに乗り込んでいたのである。
サンジは一人でロビンを奪還しようと試みる。
そして、途中でサンジはフランキーとウソップを見つける。
サンジは二人を開放して3人でロビンを奪還しようとする。
サンジ達は途中にいる敵を倒しながら進んでいく。
そして、CP9のいる車両までたどり着きロビンを奪還しようとする。
だが、肝心のロビンが助けられることに反抗的になる。
サンジとウソップとフランキーはロビンを奪還することに失敗してしまい、列車は切り離される。
結局、フランキーとロビンの身柄を確保したままCP9はそのままエニエスロビーへと向かったのである。
仲間が集結、ロビンを取り返すためにエニエスロビーへ
ルフィ達は海列車ロケットマンに乗って線路を走っているとサンジとウソップが乗った車両を見つける。
だが、ウソップは本来麦わらの一味を抜けた身である。
なので、ウソップは仮面を被りそげキングと名乗りごまかす。
だが、その仮面にごまかされていたのはルフィとチョッパーだけであり、他の人は皆がウソップだと気づいていた。
ともあれ、ルフィ達は仲間が集結してエニエスロビーへと近づいていた。
未だに反抗するロビンはまだ何かルフィ達に隠しているのかもしれない。
だが、そんなことは関係ない。
ルフィ達の仲間である限りルフィ達はロビンを助けに行く。
そうして、ルフィ達はエニエスロビーへと乗り込んでいくのである。
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