偉大なる航路(グランドライン)編

ドラム王国のあらすじ2 雪国に咲く桜と涙

前回のあらすじ

リトルガーデンを出港した後、ナミが高熱を出してしまう。

医者に診てもらうためにドラム島に上陸した。

だが、ドラム島には医者がドクターくれはの一人しかおらず、居所は岩山の頂上であった。

そこで、ルフィとサンジはナミを担いで岩山を登ることにする。

ラパーンという凶暴な動物の邪魔が入ったり、サンジも怪我をしてしまうもルフィが懸命に岩山を登ったことで医者にナミを診てもらうことができた。

岩山の頂上にいた医者の一人であるヒトヒトの実の能力者であるトナカイのチョッパーと出会い、ルフィはチョッパーを仲間に引き入れようとする。

だが、ドラム王国には以前に王国を支配していた王であるワポルが近づいていた。

前の話はこちら ドラム王国のあらすじ1 雪国で医者を探す

ドラム王国の過去

ドラム王国の王であったワポルは我儘で非常な王だった。

今から6年前のこと、ワポルはドラム王国の医者を片っ端から殺していく医者狩りをしていた。

王政だけが医者を持つことで病気になった人や怪我をした人はワポルに頭を下げなけばならなかった。

そんな中、ドクターくれはとヒルルクという医者だけがワポルの手から逃れていた。

ヒルルクはヒトヒトの実を食べて化け物扱いされていたチョッパーを救った人物であり、チョッパーの恩人である。

ヒルルクはチョッパーに居場所を与えてチョッパーと共に1年を過ごした。

ヒルルクは雪国のドラム島に桜を咲かせる研究をしていた。

ドクターヒルルクが桜によって病気を治した事を話している

だが、ヒルルクの寿命は長くなかった。

そのことを知った。チョッパーはヒルルクを助けるために万能薬と言われるアミウダケというキノコを探した。

ヒルルクはアミウダケを見つけてきたチョッパーの優しさに嬉しく思った。

だが、実はそのアミウダケは猛毒であった。

もう自分の命は長くないと悟ったヒルルクは、当時ドラム島で話題になっていたワポルの医者が全員病気になっていることを知り、ワポルの医者の病気を治すためにワポルのもとへ行く。

だが、それはワポルの罠であった。

今まで逃げ続けていたヒルルクをおびき出し医者狩りを執行するためであった。

ヒルルクは自らの命を爆弾と共に終わりにした。

ヒルルクを救うことができなかくて悔しかったチョッパーはドクターくれはに医術を学ぶことを決意する。

信念を掲げるドクロ

時は現在に戻り、悪政の限りを尽くしてきたワポルがドクターくれはの家であるドラム城にたどり着いた。

だが、ドラム城にはヒルルクのドクロがあった。

ヒルルクはドクロを信念の象徴としていた。

幹部を含めたワポル達とルフィ達を含めたチョッパー達は相まみえる。

だが、ワポルはヒルルクのドクロが気に入らなくて大砲で撃ち落とす。

それに怒ったのはチョッパーとルフィであった。

ルフィはそのドクロのマークがヒルルクのモノだとも知らなかったが、信念の象徴だという意味は分かっていた。

ワポルが何度もドクロのマークをへし折ろうとも、ルフィのおかげでドクロのマークはへし折れない。

ワポルがヒルルクの海賊旗を砲弾で折ろうとするが折れない様子

ルフィはドクロのマークをバカにしたワポル達を許せなくなり、ルフィとチョッパーはワポル達と戦うことになる。

7段変形チョッパー

チョッパーは幹部のチェスマーリモと戦う。

だが、チョッパーには秘策があった。

それはランブルボールという薬である。

本来ヒトヒトの実の種類である動物(ゾオン)系の悪魔の実は3段階の変形しかできない。

だが、チョッパーが開発したランブルボールは変形の種類を7段変形まで増やすことができる。

ランブルボールの効果は3分しかないのでチョッパーは3分で勝負を決めなければならない。

チョッパーの秘薬であるランブルボールを使って3分でチェスマーリモを倒すと宣言するチョッパー

最後はチョッパーが必殺技で幹部のチェスマーリモを倒した。

だが、ルフィはワポルと戦うはずが7段変形できるチョッパーに夢中になってしまい、ワポルを見逃してしまう。

ルフィ、怒りのバズーカ

ワポルはドラム城の中にいた。

ワポルはナミを見つけると襲おうとするがすぐにルフィに見つかりふっ飛ばされる。

ワポルはいくつもの武器を繰り出すが全て不発に終わり、ルフィに拘束されてしまう。

何の覚悟も無いやつが人のドクロに手を出さないようにワポルに向けて言うルフィ

ルフィは最後にゴムゴムゴムゴムのバズーカでワポルを空の彼方へと吹き飛ばした。

雪国に咲く満開の桜

ワポルの一団を倒したルフィ達は再びチョッパーを仲間に誘う。

チョッパーはそれを受け入れるが、ドクターくれははそれを許さない。

ドクターくれはは怒り、チョッパーを追い回す。

だが、チョッパーは海に出たいという想いが強く、強引にルフィ達を乗せたそりを引いて岩山を駆け下りた。

だが、ドクターくれははチョッパーの想いは分かっていた。

ただ、涙を見せながら別れるのは辛かった。

だから、チョッパに対して怒りながらも強引に追い出した様になってしまった。

その時、ドクターくれはは岩山の山頂であることをした。

それは、ヒルルクが雪国に桜を咲かせる研究をしていた実験であった。

ドクターくれはは夜空に塵を撒きライトアップをさせると、それは見事な桜となった。

ドラム王国に桜を咲かすドクターくれはに感動して泣き叫ぶチョッパー

その光景を見たチョッパーは涙が止まらなくなり、ドクターくれはへの感謝で一杯になった。

ルフィ達は満開の桜が咲いているドラム島を後にして、いざアラバスタ王国へと針路を向ける。

次の話はこちら アラバスタ王国のあらすじ1 七武海クロコダイル登場

本記事の内容は以下の巻に収録。

前の話はこちら ドラム王国のあらすじ1 雪国で医者を探す

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