偉大なる航路(グランドライン)編

スリラーバーグのあらすじ1 出会ったガイコツブルックはラブーンの仲間だった

前回のあらすじ

麦わらの一味がウォータセブンを後にしている頃、世界の海賊たちが動き始めていた。

シャンクスは白ひげと対面をしていた。

シャンクスは白ひげにエースと黒ひげがぶつかるのを止めるようにお願いする。

だが、白ひげはこれを頑なに拒否する。

その頃、エースはすでに黒ひげを見つけていた。

エースはヤミヤミの能力を持った黒ひげを相手にしていた。

だが、エースは黒ひげの前に敗れてしまう。

このエースと黒ひげの決闘は後に大きな事件の引き金となる。

前のあらすじはこちら 世界情勢のあらすじ2 四皇同士の対面とエースVS黒ひげ

魔の三角地帯(フロリアントライアングル)で出会う動くアフロのガイコツの名前はブルック

麦わらの一味はウォータセブンを出港した後、魚人島を目指していた。

だが、途中で必ず通過しなければならないのが魔の三角地帯(フロリアントライアングル)である。

行方不明になる船が続出する魔の三角地帯(フロリアントライアングル)

麦わらの一味は霧の深い魔の三角地帯(フロリアントライアングル)に突入した。

そこには幽霊船があり、ガイコツがいた。

ルフィとナミとサンジはその幽霊船に乗り込んでいく。

すると、先のガイコツが明るく話しかけてくる。

ガイコツの名前はブルック。

ルフィはブルックをサウザンドサニー号に招待する。

ブルックの正体は元々人間であった。

だが、ブルックは過去に一回死んでいる。

しかし、ブルックはヨミヨミの実の能力者であった。

ヨミヨミの能力は一度死んだものを蘇らせる能力である。

ブルックは一度死んだ時に体がガイコツになってから魂が体に戻ったのでガイコツのまま生きているのであった。

更にブルックは影が無かった。

影が無いこととブルックがガイコツであることはまた別の問題であった。

影はかつて海賊に取られてしまったという。

影を取られると太陽の光に当たると消滅してしまう。

なので、ブルックは霧が深く太陽の光が差し込まない魔の三角地帯(フロリアントライアングル)を出ることができないのである。

ブルックは再び影を奪った海賊と戦い影を取り戻すことを願っていた。

居偉大な動く島スリラーバーグに迷い込んでしまうナミ、ウソップ、チョッパー

ブルックと出会った時にルフィ達の前に現れたのは巨大な島である。

島の名前はスリラーバーグ。

スリラーバーグはブルックの影を奪った海賊の船そのものであった。

ブルックはルフィ達に礼を言ってその身軽さから海の上を走りながらスリラーバーグに消えていった。

そして、ルフィもスリラーバーグを冒険したくてたまらなかった。

冒険するに当たって、小さな買い出し用の船を使うことになる。

フランキーが前もって作っていたものだが、試しにナミ、ウソップ、チョッパーに試乗をさせる。

すると、現れたのは小さなメリー号だった。

フランキーはルフィ達の為に燃えてしまったメリー号の代わりとして作っていたのである。

寿命を迎えたゴーイングメリー号

だが、急に波が高くなりナミ達はスリラーバーグに乗り込んでしまう。

ナミ達はスリラーバーグを迷いながら進んでいくとゾンビが現れる。

そのゾンビ達から助けてくれたのがスリラーバーグの住人であるドクトルホグバックである。

ドクトルホグバックは誰もが知る名医であった。

ナミ達はドクトルホグバックの屋敷に招待された。

だが、実は屋敷の中にも沢山のゾンビが潜んでいた。

ドクトルホグバックはスリラーバーグの海賊の仲間だったのである。

ナミ達はゾンビから必死に逃げていた。

ナミ達を助けに行くルフィ達の敵は王下七武海ゲッコーモリア

ルフィ達はナミ達を助けるためにスリラーバーグに乗り込んでいた。

だが、ルフィ達の前に現れるのはナミ達を襲っていたゾンビ達。

しかし、ルフィ達の強さはナミ達の比ではなくゾンビ達が太刀打ちできるものではなかった。

すると、森の中から爺さんが現れる。

爺さんはブルックと同じく影をある男に奪われてしまっている。

その男の名前はゲッコーモリア。

ゲッコーモリアは王下七武海の一人である。

爺さんはゲッコーモリアを倒してくれるようにルフィ達にお願いする。

ルフィ達はこれを承諾してスリラーバーグを進んでいく。

だが、ルフィ達は次々と仲間が行方不明になる。

サンジ、ゾロと敵の罠にかかっていく。

すると、ルフィ、ロビン、フランキーの前に沢山の将軍(ジェネラル)ゾンビが現れる。

先のゾンビよりも強いゾンビ達である。

そのゾンビ達によってルフィも捕まってしまう。

そして、ルフィが連れて行かれた先にいたのは王下七武海のゲッコーモリアだった。

ルフィ、ゾロ、サンジがカゲカゲの能力で影を奪われてゾンビが作られる。

その場にはゾンビから逃げてきたナミ、ウソップ、チョッパーが隠れて様子を見ていた。

ルフィは捕まってしまい動けなくなったところをモリアが影を掴み切り取ってしまう。

モリアはカゲカゲの実の能力者であった。

すると、モリアはルフィの影を巨人族の何倍もある巨人に影を埋め込む。

すると、その巨人はなんと動き出したのである。

巨人の名前はオーズ。

オーズはかつて大昔に国を引いていたという伝説を持つほどの巨人であった。

オーズは死体ではあったが、モリアの能力によってルフィの影を入れたことでルフィの戦闘力を持ったままオーズを動かすことができるようになったのである。

オーズの巨大さに恐怖を覚えたナミ、ウソップ、チョッパーは思わず大きな声が出てしまい、モリア達に見つかってしまう。

3人はモリア達から逃げようとするが、モリアの部下であるアブサロムに捕まってしまう。

アブサロムはナミのことを気に入ったらしく、ナミと結婚をすると言い出した。

そして、アブサロムの悪魔の実の能力であるスケスケの能力でアブサロムと捕まえたナミの姿が透明になって見えなくなってしまう。

ウソップとチョッパーはナミを助けることができなかった。

ウソップとチョッパーはゾンビに襲われてピンチだった。

その時、助けに来たのはフランキーとロビンだった。

ブルックの仲間であるラブーンの元へ必ず戻ると誓った約束を守るブルック

フランキーとロビンと合流したウソップとチョッパーはサウザンドサニー号に一旦戻る。

すると、サウザンドサニー号には寝ているルフィ、ゾロ、サンジがいた。

3人を起こして事の顛末を話す。

ナミを連れて行かれたこと。

そして、フランキーとロビンはあのガイコツブルックに再び出会ったいた。

ブルックに教えられたのはゾンビの弱点である塩である。

ゾンビの口に塩を入れるとゾンビの影が浄化されてゾンビは唯の死体になる。

そして、フランキーは更にブルックにこんな事を聞いていた。

なぜ、ブルックは今まで生きていたのか。

魔の三角地帯(フロリアントライアングル)で一人50年も彷徨っていて死にたくならなかったのかと。

だが、そこには一つの約束があった。

ブルックはかつて置いてきた仲間に再開する約束をしていたのである。

仲間の名前はラブーン。

偉大なる航路(グランドライン)の入り口にある双子岬にラブーンを置いてきたのだった。

この話を聞いたルフィ達は驚いた。

なぜなら、ルフィ、ゾロ、ウソップ、サンジはそのラブーンの事を知っていたからである。

仲間の帰りを待つ鯨ラブーン

ラブーンは今でも仲間の帰りを待っていた。

ブルックとラブーンはお互いに約束を守り続けていたのである。

ルフィ達はブルックをとても気に入った。

そして、ブルックを仲間に引き入れることを決める。

そうすれば、後はモリアから影を奪い返すだけである。

ルフィ達はスリラーバーグに再び乗り込んでいく。

ルフィ達のモリアへのリベンジが今始まる。

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本記事の内容は以下の巻に収録。


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