サンジを取り返しにきたルフィたち。
だが、ルフィとナミはビッグマム海賊団に捕まってしまう。
さらに、サンジとプリンの結婚は嘘だったことも発覚する。
ビッグマムはヴィンスモーク一家を殺して、ジェルマの科学力を手に入れようとしていた。
そんな時、ルフィとナミを助けたのはジンベイ。
ジンベイはビッグマムの傘下に入っていたが、ビッグマムに謀反を返した。
解放されたルフィは、再びサンジの元へと向かう。
そして、サンジの本当の言葉を聞いた。
サニー号に帰りたいと。
そのために、ルフィたちは結婚式をぶっ壊すことにする。
さらに、ビッグマムの暗殺を企てていたベッジと同盟を結ぶ。
そして、結婚式の時がきた。
結婚式を壊すルフィ
結婚式には多くの人々が集まっていた。
今回の結婚式で注目すべきことは2つあった。
1つはサンジとプリンの結婚式だった。
だが、この結婚は嘘であり、そのことを客人たちは知らない。
2つ目は魚人島から貰った玉手箱である。
これは、ルフィがペコムズとタマゴ男爵にお宝を渡した時に、一緒にビッグマムの元に渡っていた。
しかし、玉手箱の中身が爆弾であるということは、誰も知らない。
サンジとプリンが現れる。
プリンは銃を忍ばせていた。
サンジがプリンの第三の目を見て、驚いた瞬間にサンジの頭を撃ち抜く作戦だった。
そして、同時にビッグマム海賊団がヴィンスモーク一家を全員殺すということを考えていた。
そして、サンジはプリンのベールをめくった。
プリンの額には第三の目がサンジを見つめていた。
その時、サンジの口から
「なんて美しい瞳なんだ。」
という言葉がでる。
この言葉にプリンは泣き出してしまう。
今まで、プリンは額に目があることを忌み嫌われて生きてきた。
そんな自分にかけられた優しい言葉に、心を打たれたのだった。
ビッグマムの作戦は滞ってしまう。
ここで、結婚式のウェディングケーキに異変が起きる。
なんと、たくさんのルフィがウェディングケーキの中から出てきた。
ブリュレの能力で動物をルフィの姿に変身させていた。
そして、あらかじめベッジが仕込んでいたケーキの中にある鏡からたくさんのルフィが現れた。
会場は騒然となる。
ルフィたちの作戦が始まった。
ビッグマムの暗殺失敗
ルフィは作戦どおり、マザー・カルメルの写真を壊そうとする。
だが、ルフィの前に立ちはだかるのはカタクリ。
カタクリは見聞色の覇気を鍛えすぎて、少し先の未来が見えることができた。
さらに、モチモチの能力者でもある。
ルフィはカタクリに捕まってしまう。
ルフィを助けたのはジンベイ。
ジンベイはビッグマムの前で、傘下をやめることを宣言する。
そして、正式に麦わらの一味に入ることを決める。
ビッグマム海賊団がルフィたちを襲ってくる。
だが、遂にマザー・カルメルの写真を壊すことに成功する。
その瞬間、ビッグマムは奇声を発する。
さらに、覇王色の覇気も発動して、周りの人間は意識を失っていく。
カタクリを始めとした子どもたちも身動きが取れない。
ルフィたちは、あらかじめ用意していた耳栓を付けていた。
サンジは捕まっていたヴィンスモーク一家を助けることに成功する。
この隙を狙って、ベッジはビッグマムに毒入りミサイルを発射する。
だが、ビッグマムの奇声は想像を遥かに超えていた。
ベッジたちが放ったミサイルは、破壊されてしまう。
暗殺を失敗したルフィたち。
すぐに、用意していた鏡で逃げようとする。
だが、ここでもビッグマムの奇声によって鏡が割れてしまう。
逃げ場を失ったルフィたち。
このとき、会場の騒ぎに巻き込まれて、魚人島の玉手箱が城から落ちてしまう。
そして、地面に落ちた衝撃で、中の爆弾が爆発してしまう。
この爆発によって、ホールケーキ城は崩れ去ってしまう。
この騒ぎに乗じて、ルフィたちは逃げることができた。
ルフィたちを命がけで逃すペドロ
ルフィ達はビッグマム海賊団の追ってから逃げる。
だが、ルフィたちを追うのはビッグマム。
このとき、ビッグマムは”食いわずらい”を起こしていた。
ルフィにウェディングケーキを壊されて、自我を失っていた。
また、カタクリは、ブリュレの能力でサニー号に先回りしていた。
さらに、サニー号はペロスペローのアメによって固められていた。
そのため、サニー号を動かすこともできなかった。
後ろからはビッグマム。
サニー号にはカタクリ。
絶体絶命のピンチ。
そのとき、ペドロがペロスペローの元へと向かう。
ペドロは自らの体に爆弾を巻きつけていた。
そして、ペドロは自分の命と引換えに、ペロスペローごと爆破してしまう。
ペロスペローの能力が解けて、サニー号を動かすことができるようになる。
ペドロは自分の命を懸けて、ルフィたちを逃すことにしたのだった。
だが、サニー号にはまだカタクリがいる。
そこで、ルフィはブリュレを捕まえて、カタクリと共に鏡の世界に逃げ込む。
サニー号を逃して、ルフィはただ1人カタクリとの勝負に持ち込むのだった。
ルフィ VS カタクリ
カタクリは10億を超える懸賞金の強者である。
カタクリの少し先の未来が見える見聞色の覇気に、ルフィは手も足も出ない。
さらに、カタクリの能力は覚醒をしている。
追い詰められるルフィ。
だが、ルフィはカタクリの動揺を誘う。
カタクリは見聞色の覇気を乱す。
その隙を付いて、ルフィはギア4弾む男を発動する。
無敵と思われたカタクリに攻撃を当てることに成功するルフィ。
だが、すぐに冷静さを取り戻すカタクリ。
さらに、ギア4の発動時間である10分が訪れる。
ルフィはブリュレの能力で、覇気が戻るまでカタクリから逃げる。
このとき、ルフィは考えていた。
カタクリの見聞色の覇気を使うにはどうすればいいか。
かつての、レイリーとの修行を思い出していた。
レイリーは言う。
本当の力は戦いの中でのみ磨かれると。
死線をくぐった時に、成長ができると。
ルフィはそれが今だと感じていた。
ルフィは再びカタクリの前に現れる。
カタクリを倒すために。
そして、ルフィは徐々に少し先の未来が見えるようになってくる。
さらに、ルフィは新しいギア4を発動する。
名前は蛇男。
弾む男とは異なり、速さを追い求めたギア4である。
ルフィとカタクリは、共に大技を繰り出す。
わずかにルフィがカタクリを上回る。
ルフィはカタクリを倒すことができた。
ルフィたちを逃す魚人海賊団
カタクリを倒したルフィ。
だが、鏡の世界から出てきた場所は、ビッグマム海賊団の全戦力が集結していた。
サンジが疲労したルフィを助けに行く。
そのとき、2人を助けに来たのは、ヴィンスモーク一家だった。
ヴィンスモーク一家の助けもあって、サンジとルフィはサニー号に戻ることができた。
だが、まだ後ろからビッグマムの艦隊が追ってくる。
ここで、追ってを止めるために立ち上がったのが、魚人海賊団。
魚人海賊団は荒々しい海流を起こして、ビッグマムの艦隊の足を遅くする。
だが、ジンベイは魚人海賊団を放っておくことはできなかった。
ジンベイはルフィたちを逃すために、殿を務めると言う。
ルフィは言う。
必ず戻ってこいと。
もうお前は麦わらの一味なんだからと。
ワノ国で待つと。
ジンベイは必ずワノ国に行くと約束して、ビッグマム海賊団の艦隊に立ち向かった。
魚人海賊団の助けもあって、ルフィたちはビッグマム海賊団の縄張りから抜け出すことができた。
そして、サニー号は仲間たちが待つワノ国へと進んでいく。