伏線

黒ひげの伏線

仲間殺し

黒ひげティーチはヤミヤミの実を欲していた。
ヤミヤミの実が手に入る確率が高いのは、白ひげ海賊団だと考えて、船にいた。

だが、ヤミヤミの実はサッチが手に入れる。
白ひげ海賊団のルールでは、最初に手にした者が食べていい。

そこで、ティーチはサッチを殺して、ヤミヤミの実を奪った。
白ひげ海賊団では仲間殺しはご法度。

ヤミヤミの実を手に入れたティーチは、白ひげ海賊団を抜けた。
エースはティーチの後を追うために、1人で偉大なる航路グランドラインを航海していた。

”人の倍の人生を歩んでいる”の意味

45巻440話[“火拳VS黒ひげ”]においてエースは黒ひげに向かって、

「人の倍の人生を歩んでるお前が・・・」

と言っている。

エースが黒ひげに”人の倍の人生を歩んでいるお前が・・・”と言っている45巻440話”火拳と黒ひげ”

この事に関しては、96巻966話[“ロジャーと白ひげ”]において、当時、ロジャー海賊団の見習いだったバギーが黒ひげ(ティーチ)の事を

「生まれてこの方一度も眠った事がねェんだとよ」

と言っている。
これに対してシャンクスは

「人生倍楽しいのかな!」

と言っている。

ロジャー海賊団の見習いだったシャンクスとバギーの会話96巻966話”ロジャーと白ひげ”

つまり、エースが言っていたのは黒ひげは一度も眠ったことがない事を言っていることが分かる。

悪魔の実の能力を2つ持てる

黒ひげは白ひげ海賊団にいた時に、同僚のサッチからヤミヤミの実を奪って能力を手にしていた。
更に、頂上戦争に置いて白ひげからグラグラの能力をも奪った。
本来、悪魔の実の能力は一つしか持つことはできず、2つの能力を持つと体が飛散してしまう。
だが、黒ひげ(ティーチ)はいとも簡単に悪魔の能力を2つ手にした。
このことについて、59巻577話”畳み掛ける事件”において、マルコが

「体の構造が異形なんだよい!ーそれがこの結果を生んだのか?!」

と言っている。

マルコが黒ひげの体の異形について話している59巻577話”畳み掛ける事件”

“体の異形”というのが、前章での眠ることのない体を指しているのか、またはまだ明らかになっていない黒ひげの体の秘密があるのかは分からない。

一説では、黒ひげはケルベロスの能力者であるとされている。

だが、個人的には可能性は低いと考えている。
なぜなら、悪魔の能力を2つ以上持つことは、歴史的に見てもなかったからである。
悪魔の実の能力を2つ以上持てる悪魔の実があれば、有名になっているだろう。
オペオペの実のように政府が存在を確認して、価値を置いているだろう。
だが、そんな悪魔の実が長い歴史の中で、誰もが知らないことなんであるのだろうか。

よって、黒ひげがケルベロスの能力者である可能性は低い。

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