人造悪魔の実であるSMILE。
このSMILEはベガパングの研究を応用して、シーザーが作っていた。
だが、ベガパングはSMILEを超える人造悪魔の実の研究をしていた。
本記事では、ペガパングの人造悪魔の実の研究について考察する。
現存する生物の血統因子
かつてペガパングは動物の血統因子の研究をしていた。
血統因子とは生物の設計図のようなものである。
現実世界では、遺伝子のようなものである。
ペガパングはこの血統因子の発見をしたことで、政府の科学班に買収された。
シーザーは血統因子を動物にも応用した。
そして、動物の血統因子から人造悪魔の実であるSMILEを作り出した。
SMILEを超える人造悪魔の実
シーザーは現存する生物のSMILEしか作れない。
つまり、幻獣種や超人系や自然系の能力を持った人造悪魔の実は作れない。
だが、ペガパングはシーザーの作るSMILEをも超える人造悪魔の実の研究をしていた。
このペガパングの研究の成果の一つが、モモの助が持つ能力だろう。
モモの助は龍に変身することができることから、ウオウオの実、もしくは能力者になった後のカイドウの血統因子のデータをペガパングは持っていたと推測する。
龍という生物は、ワンピースの自然界でも生存していない。
だが、ペガパングは龍の血統因子を持っていた。
だから、モモの助の悪魔の実を作ることができたのだと考えられる。
また、パンクハザードにも龍がいた。
この龍はペガパングが作り出した生物であり、ペガパングの血統因子の研究の一環だったと考えられる。
これらの血統因子の研究を考えると次のことが考えられる。
動物系の悪魔の実だけでなく、超人系や自然系の能力の血統因子から、人造悪魔の実の能力を造ることができるのではないか。
SBSでは、尾田先生は以下のように話している。
この文章だと、シーザーは超人系や自然系の人造悪魔の実は作れないと言っている。
だが、ペガパングはそれらも可能にするような研究をしていたと読み取れる。
もし、この研究が成功しているとする。
すると、政府の科学班SSGの新しい兵器は、人造悪魔の実を持った生物やモノであると推測する。
ペガパングが今まで集めていた悪魔の実の血統因子を応用して、悪魔の実の能力を持った生物やモノを作り出していたら、脅威そのものである。
それほどの、兵器が完成していたら、藤虎が王下七武海はいらないと言うことにも納得ができる。