助けを求めるナミの為に魚人海賊団と戦うルフィ達。
皆、満身創痍ながら最後はルフィがアーロンを倒した。
魚人海賊団の支配から解放されたナミは改めてルフィ達の仲間になる。
そして、5人になった一行は偉大なる航路(グランドライン)へと船を走らせる。
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ルフィが3000万ベリーの賞金首になる
ルフィは今までバギー、クリーク、アーロンを倒したことでルフィの名前が知れ渡るようになった。
なんとルフィは東の海(イーストブルー)で最高額の懸賞金3000万ベリーの賞金首になり、手配されたのである。
海軍はそれだけルフィを危険人物として恐れていた。
だが、賞金首になった事に当のルフィは喜んでいた。
これからどんどん名前が知れ渡り、ルフィを含めて仲間たちは麦わらの一味が有名になっていくのを夢見るのである。
そんな中、船はローグタウンに寄る。
ローグタウンは海賊王ゴールド・ロジャーが処刑された場所である。
ローグタウン
ゾロの新しい刀
ゾロはミホークに刀を折られていた。
なので、ゾロは刀を買いに武器屋へ。
そこで、店主のイッポンマツと出会う。
しかし、イッポンマツは金をあまり持っていないゾロに対して仏頂な態度を取る。
だが、イッポンマツはゾロが唯一持っていた刀を見て目の色を変えた。
刀の名前は和道一文字。
大業物の21工の名刀の一本であった。
かつて親友のくいなが死んだときにゾロが譲り受けた大切な刀であった。
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イッポンマツはこの刀を買い取ろうとする。
しかし、ゾロにとって和道一文字は親友くいなの形見同然である。
ゾロが刀を手放すことはなかった。
そこへ現れたのは、女海兵のたしぎであった。
たしぎはゾロの親友であるくいなと顔が似ていた。
たしぎは和道一文字について語りだした。
ゾロはくいなから譲り受けた刀が和道一文字だということを初めて知った。
改めて和道一文字の凄さを知ったゾロ。
イッポンマツはゾロから和道一文字を買い取るのを諦めた。
そして、イッポンマツはゾロに安い刀を勧めた。
ゾロが刀を選んでいると、禍々しいオーラを放つ刀があった。
刀の名前は三代鬼徹。
三代鬼徹は使用者が次々と死んでしまう呪われた妖刀だった。
ゾロは三代鬼徹を気に入るが、イッポンマツはそれを拒む。
もし、三代鬼徹をゾロに譲ってゾロが死んでしまったら、自分が殺したようで後味が悪いからである。
そこで、ゾロはある賭けをする。
ゾロは三代鬼徹を上に放って、自分の腕を差し出す。
ゾロの運と三代鬼徹の呪いのどちらかが強いのか決める為である。
すると、刀はゾロの腕をすり抜けて地面に落ちる。
その場にいたイッポンマツとたしぎは腰を抜かしてしまう。
二人はゾロの姿に剣士としての凄みを感じていた。
すると、イッポンマツは店の奥から一本の刀を持ってくる。
刀の名前は雪走(ゆばしり)。
イッポンマツのお店の中でも最高の刀である。
イッポンマツは雪走(ゆばしり)と三代鬼徹を代金を取らずにゾロに譲った。
そして、剣士としての今後を願ってゾロを送り出した。
![刀を抜くゾロ](https://xn--zcktc0dqa0c3719cuclgl4b50p.com/wp-content/uploads/2020/01/CamScanner-02-01-2021-12.33_1-320x180.jpg)
海賊王の処刑台で捕まるルフィ
ルフィは海賊王ゴールド・ロジャーの処刑台の上に登っていた。
そこから見える景色は、かつて海賊王が見たものと同じだった。
そこへ二人の海賊が現れた。
二人の名前はバギーとアルビダ。
二人はルフィに殴られた経験があり、ルフィに対しての復讐心から手を組んでいた。
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![](https://xn--zcktc0dqa0c3719cuclgl4b50p.com/wp-content/uploads/2019/04/IMG_E7729-320x180.jpg)
隙をついたバギーの部下であるカバジはルフィの身動きを封じた。
そして、バギーは処刑台の上でルフィの処刑を始める。
このことをを知ったゾロとサンジはルフィを助けに行く。
だが、バギー一味とアルビダ一味がゾロとサンジの行方を阻む。
そして、ゾロとサンジはルフィの元へと間に合わなかった。
その時、ルフィは自らの死を笑顔で悟った。
かつて同じ処刑台で笑った海賊王ゴールド・ロジャーのように。
その瞬間、処刑台に雷が落ちる。
残ったのは焼け落ちた処刑台と、ボロボロのバギーと、ピンピンしているルフィだった。
ルフィはゾロとサンジと共にその場から離れてローグタウンから脱出しようとした。
ルフィを助ける謎の男ドラゴン
処刑の一部始終を海軍のスモーカーは見ていた。
スモーカーは死の直前に笑ったルフィをかつての海賊王ゴールド・ロジャーと姿を重ね合わせていた。
そして、必ずルフィを逃してはいけないと直感する。
逃げようとするルフィ達の前にスモーカーが立ちはだかる。
スモーカーはモクモクの能力者であり、ルフィやサンジの攻撃が通じない。
そして、一瞬でルフィを捕まえてしまう。
その時、現れたのは黒いマントの男だった。
男の名前はドラゴン。
ドラゴンはスモーカーの手を止める。
ドラゴンはルフィの出港の手助けをしようとしていた。
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その瞬間、突風が吹いた。
隙ができたスモーカーはルフィを逃してしまう。
スモーカーの追手から逃げ切ったルフィ達はメリー号に乗り込む。
そして、ローグタウンを後にする。
いざ偉大なる航路(グランドライン)へ
嵐の中、出航したルフィ達は偉大なる航路(グランドライン)への進水式をしていた。
ルフィは海賊王になるために。
ゾロは世界一の大剣豪を目指して。
サンジはオールブルーを見つけるために。
ナミは世界地図を描くために。
ウソップは勇敢なる海の戦士になるために。
それぞれの夢を胸に、ゴーイングメリー号は偉大なる航路(グランドライン)へと進んでいく。
偉大なる航路(グランドライン)の入り口はリヴァースマウンテンという山だった。
リヴァースマウンテンは海流が山を登っていた。
メリー号はその海流にのって山を登りきった後、偉大なる航路(グランドライン)へと流れ着く。
ルフィ達は遂に偉大なる航路(グランドライン)へ足を踏み入れたのである。
偉大なる航路(グランドライン)では、まだ見ぬ島々がルフィ達を待ち構えている。
最高の冒険が今始まる。
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