前回のあらすじ
影を奪い返しに行くルフィ達。
麦わらの一味は次々とモリアの部下たちやゾンビを倒していき影を開放していく。
そして、ルフィの影が入った巨大な巨人のオーズとも対峙していく。
ルフィは同じく影をモリアに取られたローラ達の力を借りて影の力を手に入れる。
そうして、追い込んだオーズを最後はルフィの攻撃で仕留めたのである。
だが、モリアには最後の奥の手があった。
前のあらすじはこちら 麦わらの一味VSモリア、強力なゾンビオーズ
島中の影を吸収したゲッコーモリア、ルフィはギア2とギア3の重ね技で対抗する
オーズはすでに背骨を折られてしまい体を動かせなくなっていた。
だが、モリアはまだ意識があった。
そして、モリアは島中の影を自分の元へと集め始めた。
ルフィが体に入れた影の数は100人分だった。
だが、モリアはその10倍である1000人分の影をモリア自身に注ぎ込んだ。
その力は強大であり、パンチ一発で島を割るほどの威力であった。
それでも、ルフィ達は諦めない。
ルフィはギア2で攻撃を仕掛ける。
すると、モリアの体から影がどんどん開放されていく。
さすがのモリアも1000人分の影を完全に支配することはできないのである。
ルフィはモリアの島を割るパンチを喰らってもゴム人間なので攻撃は効かない。
更にルフィはギア2に加えてギア3も使う。
ギア3によって巨大になった自分の体をギア2の速さでモリアに突進する。
それによってモリアは影を全て開放することになった。
ルフィはモリアを倒したのである。
新しい七武海バーソロミューくま、ニキュニキュの実の能力者でありパシフィスタ
モリアに勝ったもののルフィは気を失っていた。
ギア2とギア3の重ね技はそれだけ体に負担をかけるものだった。
そこに、現れたのは新しい七武海であるバーソロミューくまである。
くまはルフィの首を持って変えると言う。
麦わらの一味は七武海との連戦を強いられる。
だが、麦わらの一味は先のオーズとの戦いによって疲弊していた。
更にくまは二キュニキュの実の能力者であり、肉球で空気を振動させて攻撃をしてくる。
最後は肉球で空気を圧縮して、一気に膨張させる爆弾を作り麦わらの一味を吹き飛ばす。
皆気を失ったところでルフィの身柄を拘束しようとしたくまに攻撃をしたのはゾロだった。
だが、くまの体はフランキーのサイボーグのような体をしていた。
くまはパシフィスタと呼ばれる世界政府の人間兵器であった。
そのため、くまには斬撃の攻撃は効かなかった。
身代わりのゾロ、船長ルフィを守るために自らが犠牲になる
堪忍したゾロはルフィの代わりに自分の首を持っていくようにお願いする。
ゾロはいずれか世界一の大剣豪になる首だと思うなら安くないだろうと言う。
そこへ立ち上がったのはサンジ。
サンジもルフィの代わりに自分の首を取るようにくまにお願いする。
しかし、ゾロはサンジの気を失わせてしまう。
くまはゾロの願いを聞く。
くまは二キュニキュの能力でルフィがモリアとの戦いで蓄積した疲労を取り出した。
そして、その披露をゾロに与えるというものであった。
すでに瀕死状態のゾロがこの疲労に耐えきることは不可能だろうと。
そして、ゾロはルフィの代わりに疲労を全て受け止めた。
くまはそうしてスリラーバーグを後にした。
皆が意識を取り戻した後、ルフィは元気になっていた。
誰もが無事だと思った。
だが、ゾロだけは違っていた。
血まみれになってその場に立っていた。
ゾロはルフィの疲労を全て受け止めて生き残ったのである。
ルフィはブルックを仲間に誘う
何はともあれ麦わらの一味全員の命が助かった。
そして、一件落着した後は宴会が始まった。
そこで、ルフィはブルックを仲間に誘う。
更に、ルフィはラブーンがブルックの帰りを待っていることも話す。
ブルックは当然未だにラブーンが帰りを待っていることは知らなかった。
ブルックは当時、ルンバー海賊団に所属していた。
だが、偉大なる航路(グランドライン)に入ると航海が激しくなることからラブーンを双子岬に置いてきた。
数年後にラブーンの元へ必ず戻ると約束して。
だが、ルンバー海賊団の船長であるヨーキは病気に罹ってしまう。
その後はブルックが船長となって航海をしていた。
だが、ルンバー海賊団は海賊との海戦によって皆瀕死状態になる。
いつでも死ぬ覚悟はあった皆だったが一つ心残りなのがラブーンとの約束である。
ブルックはヨミヨミの能力者だったので必ず蘇ってラブーンに会いに行くと仲間と約束する。
そのラブーンとの約束があったからこそ霧の深い魔の三角地帯(フロリアントライアングル)で一人でも生き残ってきたのだった。
だから、ブルックはラブーンが今でも自分の帰りを待っていることが本当に嬉しかった。
そして、ブルックは麦わらの一味の仲間になることを決意する。
そして、必ずラブーンに会いに行くと再び誓うのである。
ローラから貰ったビブルカード、かつてエースから貰った神はビブルカードだった
スリラーバーグをいよいよ出港する時にナミはローラにある紙を貰う。
その紙の名前はビブルカード。
ビブルカードとは特定の人物の方向へ紙が少しずつ動くというものである。
なので、ビブルカードがあるとその人がどの方向にいるのか分かるのである。
そして、ルフィはかつてビブルカードを貰っていた。
それは、ルフィの兄であるエースである。
アラバスタ王国で会った時にビブルカードを貰っていたのである。
だが、エースのビブルカードは燃えかけていた。
ビブルカードとは別名命の紙。
ビブルカードが燃え尽きているということは、そのビブルカードの持ち主の命が危ないということである。
ルフィは心配になるものの、エースにはエースの旅がある。
ビブルカードは本人が元気になるとまた元通りに戻る。
だから、もしエースに次会うとしたらエースが元気になった時である。
その時を信じてルフィ達はスリラーバーグを後にする。
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