ゾウに到着したルフィたち。
先にサンジたちが到着しているはずだった。
だが、サンジはビッグマム海賊団に連行されていた。
ルフィはナミたちやミンク族を連れて、ビッグマムのいるホールケーキアイランドに向かう。
そして、サンジを取り返しに行く。
サンジの結婚相手 プリン
ホールケーキアイランドに向かう途中に、ビッグマムの縄張りの島がある。
その一つの島に上陸する。
そこで、出会ったのはプリン。
プリンはビッグマムの娘だった。
さらに、プリンがサンジの結婚相手であることを知る。
プリンはルフィたちから話を聞く。
そして、サンジとの結婚を諦めると言う。
プリンはサンジに会うためのルートをルフィたちに教えてくれた。
ルフィたちが船に戻ると、留守番のペコムズの姿が無い。
ルフィたちはペコムズを心配しながらもホールケーキアイランドを目指す。
森の中ではぐれるルフィたち
ホールケーキアイランドに到着したルフィたち。
ここで二手に別れる。
ブルックとペドロは歴史の本文を探す。
ビッグマムはロード歴史の本文を持っていた。
ラフテルに行くためには、4つのロード歴史の本文が必要だった。
ルフィ、ナミ、チョッパー、キャロットはサンジを探しに行く。
ルフィたちは森の中に入っていく。
だが、森の木々には魂が宿っており、道を塞いでいく。
この森は誘惑の森と呼ばれている。
さらに、ミラミラの能力者であるブリュレが現れる。
ブリュレによってチョッパーとキャロットは鏡の世界に連れ込まれてしまう。
そして、ルフィとナミの前に立ちはだかったのは、スイート三将星の一人であるクラッカーだった。
ルフィ VS クラッカー
クラッカーはビスビスの能力者であり、人形を自在に作り出すことができる。
ルフィは一体の人形を壊すためにギア4を使って壊す。
だが、クラッカーはそれよりも多くの人形を作り出してくる。
さらに、誘惑の森の木々がルフィとナミの邪魔をする。
だが、ナミが持っていたビブルカードに誘惑の森の木々は反応する。
それは、かつてローラから貰ったビブルカードだった。
ローラの母親はビッグマムだった。
ローラから貰ったビブルカードは、ビッグマムのモノだった。
さらに、そのビブルカードには、ビッグマムのソウルが込められていた。
ビッグマムはソルソルの能力者である。
物質などに人間のソウルを埋め込むことで意識を持たせることができる。
誘惑の森の木々たちは、ナミを攻撃することができない。
ナミはビッグマムのソウルが込められているビブルカードを持っているからである。
ナミは、ビブルカードを使って誘惑の森の木々たちを味方にする。
ナミは雨を降らして、クラッカーが作り出す人形を濡らす。
すると、クラッカーが作り出した人形は、ただのビスケットになってしまう。
ビスケットになった人形を、ルフィは次から次へと食べてしまう。
ビスケットを食べて太ったルフィはギア4を発動する。
太った巨体を生かして、クラッカーの攻撃を跳ね返す。
そして、クラッカーを吹き飛ばし、勝利する。
サンジの政略結婚
サンジはかつての家族であるヴィンスモーク一家と出会っていた。
ヴィンスモーク一家は科学の力で強くなった王国である。
サンジの親であるジャッジは、強い子供を産もうと考えていた。
そして、実験として遺伝子をいじった子供を5人生んだ。
その内の1人がサンジである。
だが、サンジだけは弱く生まれてきた。
しかし、サンジは優しい心を持っていた。
強くない子供に意味は無いと考えたジャッジは、サンジを一家から追放する。
サンジとヴィンスモーク一家の縁は切れていた。
だが、ジャッジは、サンジとプリンの政略結婚を画策していた。
ビッグマムと関係を持つことで、より強力な戦力を手に入れられると考えたからである。
サンジは結婚から逃げ出そうとする。
だが、ジャッジは一つの脅しをする。
それは、サンジの恩人であるゼフの命である。
ビッグマム海賊団は、ゼフを殺そうと思えばいつでも殺すことができる。
恩人の命を見捨てることはできない。
さらに、サンジは手錠をはめられてしまう。
この手錠を外そうとすれば、爆発してサンジは腕を失ってしまう。
サンジは結婚から逃げ出すことはできなかった。
ルフィ VS サンジ
クラッカーを倒したルフィとナミは、誘惑の森を抜けていた。
すると、ヴィンスモーク一家と遭遇する。
サンジと再開したルフィは喜び、サンジの元へと向かう。
だが、サンジの脳裏に浮かぶのは、恩人ゼフの顔である。
ルフィの元へ戻れば、ゼフは殺されてしまう。
サンジは恩人の命を捨てることはできなかった。
サンジはルフィを蹴る。
そして、サンジはルフィをけなす。
さらに、ナミに対しても鋭い目をする。
サンジは思っていた。
自分が悪者になれば、ルフィたちは諦めてくれると。
サンジはルフィをボコボコに蹴る。
それでも、ルフィはサンジを信じていた。
必ずサンジは仲間に戻ってくると。
サンジの見せる姿は本意ではないとルフィは分かっていた。
そして、ルフィは言う。
サンジをずっと待っていると。
サンジは泣きながらその場を後にする。
サンジはこのまま麦わらの一味を抜けてしまうのだろうか。
