フーシャ村から旅を始めたルフィ。
ルフィはコビーという少年と出会う。
コビーはアルビダという海賊に雑用をさせられていた。
コビーはルフィに海へ出た理由を問う。
ルフィは海賊王になるために海賊になった。
ひとつなぎの大秘宝を求めて。
ルフィの覚悟に感化されたコビー。
コビーはアルビダに反旗を翻す。
2人はアルビダを倒す。
そして、2人は海賊狩りのゾロが捕まっている海軍基地へと向かった。
海賊団狩りのゾロ
海軍基地のある町、シェルズタウンへと到着したルフィとコビー。
コビーは海軍へ入隊するため、ルフィは海賊狩りのゾロを仲間にするために訪れた。
そして、2人は海軍基地のある町の中心部へと向かった。
すると、そこには磔にされている1人の男がいた。
男の名前はロロノア・ゾロ。
ゾロは縄で縛られて動けなかった。
ゾロの異名は海賊狩り。
懸賞金の付いた海賊を狩ることからその名が付いていた。
ゾロはルフィに縄を解いてくれとお願いする。
そこへ、現れたのはおにぎりを持った少女。
数日間、なにも食べていないゾロのために、おにぎりを握ってきたのである。
そして、少女は磔場に侵入してしまう。
そこへ、現れたのは海軍。
海軍の名前はヘルメッポ。
ヘルメッポは海軍大佐モーガンの一人息子だった。
ヘルメッポは、親の権力を使って大きい態度を取っていた。
ヘルメッポは少女が持っていたおにぎりを踏み潰してしまう。
そして、少女を塀の外に投げ出してしまう。
そして、海軍は去っていく。
その後、ルフィは再びゾロと話す。
ルフィはゾロに海賊の仲間になってほしいとお願いする。
だが、ゾロはルフィに誘いを断る。
ルフィの去り際、ゾロは1つのお願いをする。
踏み潰されたおにぎりを口の中に運んでくれと頼んだ。
そして、おにぎりを食べたゾロは、少女への感謝を口にする。
ゾロを仲間にすることに決めたルフィ
ルフィとコビーは、ゾロが海軍に捕まった経緯を少女に聞いていた。
以前、ヘルメッポは狼を放し飼いにしていた。
町の住人は困っていた。
ある時、少女が狼に襲われそうになった。
それを、助けたのがゾロだった。
狼を斬りつけたゾロは海軍に捕まってしまった。
ゾロは少女を助けたにも関わらず、捕まってしまったのである。
悪いのは海軍のヘルメッポと大佐のモーガン。
自分たちの権力を私利私欲のために使っていた。
そんなとき、ヘルメッポが町を歩いていた。
ヘルメッポはゾロの公開処刑を行うと話していた。
そのことに、怒ったルフィ。
ルフィはヘルメッポを殴りつけると、ゾロを海賊の仲間にすることを決意する。
ルフィ 海軍基地に潜入
ルフィは再びゾロの元へ向かった。
ゾロは剣士である。
だが、海軍に刀は没収されている。
そこで、ルフィはゾロの刀を取り返すと言う。
そして、返してほしければ海賊の仲間になるように言う。
そうして、ルフィは海軍基地に乗り込んでいった。
ルフィはヘルメッポを見つけると捕まえる。
そして、ヘルメッポにゾロの刀の場所を聞き出していた。
一方で、コビーはゾロの縄を解いていた。
コビーはゾロを助け出そうとしていた。
だが、モーガンに見つかってしまう。
そして、海軍に囲まれてしまう。
多くの銃口がコビーとゾロに向いていた。
ゾロの夢は世界一の大剣豪
幼少期のゾロ。
ゾロにはライバルがいた。
ライバルの名前はくいな。
道場の先生の1人娘だった。
ゾロは何度やってもくいなには敵わなかった。
だが、ある日くいなはゾロに弱音を吐く。
くいなは自分が女に生まれてきたことを良く思っていなかった。
女はいずれ男よりも弱くなる。
自分も男に生まれてきていれば、もっと強くなれたのにと。
それを聞いたゾロは怒った。
今、ゾロよりも強いくいなが弱音を吐くことに我慢ができなかった。
いずれゾロがくいなより強くなった時、女だからと言い訳にされるのが嫌だった。
そして、2人は約束した。
必ず2人のどちらかが世界一の大剣豪になると。
その翌日、くいなは死んだ。
ゾロは悔しかった。
そして、ゾロは道場の先生にお願いをする。
くいなの刀を譲ってほしいと。
ゾロはくいなの分まで頑張って、2人の夢を叶えさせるからと。
ゾロは、天国まで名前が届くような世界一の大剣豪になることを、くいなの形見に誓った。
海賊王と世界一の大剣豪
ゾロとコビーは海軍に囲まれていた。
そして、銃弾が2人に放たれる。
そこへ、現れたのはルフィ。
ルフィもゴムゴムの能力は銃弾を跳ね返した。
ルフィはゾロの刀を取り返していた。
銃が効かないと分かった海軍。
海軍は刀で斬りかかってくる。
それを止めたのはゾロ。
ゾロは三刀流の剣士だった。
命と刀を助けられたゾロは、ルフィの海賊の仲間になることに決める。
だが、ゾロは世界一の大剣豪になることを諦めたわけではない。
海賊の悪名であろうと、自分の名前を世界中に轟かせる。
ルフィは海賊王。
ゾロは世界一の大剣豪。
ルフィが途中で夢を諦めるようなことは許さないとゾロは言った。
ルフィは嬉しかった。
ゾロが大きな野望を持っていることに。
未来の海賊王と世界一の大剣豪が仲間に成った瞬間だった。
ルフィ&ゾロ VS モーガン
ルフィとゾロの前には海軍大佐のモーガンが立ちはだかる。
ルフィはモーガンを圧倒する。
だが、コビーはヘルメッポに人質に取られる。
しかし、コビーの覚悟は決まっていた。
自分の命を失っても、ルフィたちの戦いを邪魔したくないと。
ルフィはコビーを助けた。
だが、その隙をモーガンが狙っていた。
斧をルフィに振りかざした。
そのとき、モーガンは倒れた。
ゾロはモーガンを斬ったのである。
町はモーガン親子の支配から解放された。
コビーの信念
ルフィとゾロは町の住人に感謝されていた。
だが、海軍としてはルフィたちが海賊である以上、黙っているわけにはいかない。
すぐに、町から出るように言われる。
そして、コビーとルフィの別れが訪れようとしていた。
だが、海軍は疑っていた。
コビーは海賊の仲間ではないかと。
コビーは海軍への入隊を希望していた。
だが、ルフィたちと仲間であること、アルビダを元で雑用をしていたことがバレると、海軍の入隊はできなくなってしまう。
そこで、ルフィは海軍に話し始める。
コビーが今までアルビダの元で雑用をしていたことを。
このままでは、海軍に入隊できないことに気づいたコビーはルフィを殴る。
そして、殴り合いのまま2人は別れた。
そのとき、コビーは気づいた。
ルフィはわざとアルビダのことを話そうとしていたことに。
そして、ルフィを殴って、喧嘩をすることでコビーとルフィは仲間ではないことを海軍に見せつけることがルフィの目的だったと。
最後までルフィに頼ってしまったコビー。
自分の足で立ち上がらなければならないと心に決める。
コビーはお願いをする。
海軍への入隊をしたいと。
そして、いずれ海軍将校になることを宣言する。
コビーの覚悟を受け入れた海軍。
無事、コビーは海軍への入隊が許可された。
町を出るルフィとゾロ。
2人の後を追いかけてきたのは、コビー。
コビーは2人に感謝を述べた。
ルフィたちはコビーに背を向けて、船を走らせた。