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1010話 ”覇王色”

あらすじ

ビッグマムとカイドウを引き離すことに成功

キッド達はビッグマムを海に落とすことに成功した。
ゼウスを閉じ込めて、プロメテウスはゾロが足止めをしていた。

その時、カイドウがゾロに向かっていく。
ローはゾロを助けてカイドウにダメージを与える。
しかし、プロメテウスはすぐにビッグマムの元へと向かい、ビッグマムを助ける。
すぐに助けに来なかったゼウスをビッグマムとプロメテウスは憤慨し、プロメテウスはある提案をビッグマムにする。
その時、キッドとキラーが見たのは、悪雲立ち込める空だった。

ゾロの九刀流

ルフィはカイドウの金棒で気を失っていた。

そこで、ゾロは渾身の一撃をカイドウに浴びせる。
技の名前は”鬼気九刀流 阿修羅 抜剣 亡者戯”。
ゾロの技を受けたカイドウは血を流し、膝をつく。
そして、カイドウは「まさか お前も覇王色を…」と呟く。
ゾロにとっては見に覚えのないことであった。

ゾロは全力を出し切った為に疲労していた。
ローはゾロを助けようとしたが、カイドウの”雷鳴八卦”によってローとゾロはやられてしまう。

覇王色を纏うルフィ

そんな時、立ち上がったのはルフィ。
ルフィはカイドウの金棒を喰らってあることに気づいた。
カイドウの攻撃は武装色だけでなく、覇王色の覇気も纏っていた。

それを知ったルフィはカイドウに反撃をする。
ルフィのパンチはカイドウに触れることなくダメージを与えていく。
ルフィも覇王色の覇気を攻撃に纏わせていたのである。

ルフィはローとゾロに感謝を述べて、必ずカイドウを倒すことを誓う。

考察

覇王色を纏ったゾロの攻撃

ゾロの技、”鬼気九刀流 阿修羅 抜剣 亡者戯”を受けたカイドウは、ゾロの攻撃に覇王色の覇気を纏っていることを知った。
だが、今までゾロは覇王色の覇気を使えることはなく、ゾロ自身も身に覚えがない様子。

考えられるのはゾロの刀に覇王色の覇気の素質があるかもしれない。
現在ゾロが使っている刀は三代鬼徹、和道一文字、閻魔である。
この内、和道一文字と閻魔は作った人が同じであり、ゾロの手に馴染んでいる様子だった。
また、三代鬼徹は妖刀であり呪われた刀である。
和道一文字と閻魔の関係性がゾロの攻撃に覇王色の覇気が纏うことと関係があるのかもしれない。

ゾロの刀

触れることがない覇王色の覇気

覇気同士の衝突で互いに触れていないシーンがあった。
それは、かつてロジャーと白ひげが衝突したシーンである。
このシーンからロジャーと白ひげは覇王色の覇気を攻撃に纏わせていたことが考えられる。
如何にロジャーと白ひげが強かったかが分かる。

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